ABUSOLVE 乱用防止製剤
ABUSOLVE™ は規制薬製品で使用する一連の製剤方法であり、また企業の専門的知識です。服用単位を不正に変更する潜在的中毒者の危険性を最小限に抑えるために組み込まれています。ABUSOLVE は製品ではありません。乱用防止が求められる化合物のデリバリーをサポートするための、カプスゲルが所有する特許取得済みの技術です。
中毒の問題
オピオイド、モルヒネ誘導体、抗鬱剤、興奮剤など、さまざまな規制薬製品には悪用される危険があります。製品を溶解または可溶化したり、直接注入することで行われ、活性部分を潰し、鼻から吸引し、化学的に抽出します。
乱用の予防は、活性部分やカプセルバンドの抽出や注入が困難な不快な味がする添加剤、味覚重合調整剤、増粘剤を使用することで実現できます。
ABUSOLVE ソリューション
ABUSOLVE はハードシェル液体充填技術を応用して、目的の放出特性に合わせて調整された服用単位を生産し、潜在的な乱用を防止するために選択された添加剤を利用して製剤しています。充填する薬剤は、ソフト、ハード、ろう状、のり状、不水溶性であるか、浮遊固体が高い割合 (最高 40%) で含まれ、室温での粉末化や鼻からの吸引を予防します。
ABUSOLVE 技術を使用することで、持続的な放出製剤で制御されるターゲッティング放出に対応できるだけでなく、その製剤の特性のために、潜在的な中毒者が製剤原料を抽出することを防ぐこともできます。
- 融点の高い添加剤 － 加熱および注入の予防
- 味覚重合調整剤 － 秘匿、吸引、投棄の予防
- 不水溶性 － 抽出および飲料への混入の予防
- ろう状添加物 － 吸引の予防
- 粘度調整剤 － 溶解、注入、および薬剤投棄の予防
- 低密度添加剤 － 飲料への混入の予防
- 着色 － 混入の予防
放出特性は、即時型 (30 分で 85% の放出など)、制御型、遅発型、または持続型の放出 (24 時間で 85% の放出など) を実現するように設計できます。これらの特性は、適切な添加剤、カプセルのサイズ、および活性濃度を選ぶことでコントロールできます。 つまり、ABUSOLVE は目的の放出特性を持つ製剤薬品を患者に提供できる一方で、乱用を防止することができます。これまでの最新の開発作業では、従来の製剤方法と比較して中毒予防の結果において改善が示されています。
お客様の製品をサポートするため、カプスゲルは世界の市場に向けて製品の開発と製造を行うことも、お客様の製造現場に技術を移転するサポートをすることもできます。
ABUSOLVE の詳細については、DFSinquiry@capsugel.com までお問い合わせください。